007とは違う情報戦 銀行に損させた話その④
実は、当該会社のS社は粉飾決算でした。
手口としては、前年度までの工事高を今年の工事高に
含めて、実績を水増しする方法です。
要するに売上高の水増し。
メインバンクの副支店長から相談を受けた後で
私は工事実績の確認と下請け企業を全て回りました。
下請け企業のコメントでは、
「そんなに売上なんてない。現在はせいぜい6割じゃないか」
「仕事が無いのでうちは取引を停止した」
「自社ゴルフコンペでS社の社長が優勝した。常識が無い」
「仕事が無いのでうちは取引を停止した」
「自社ゴルフコンペでS社の社長が優勝した。常識が無い」
「愛人が居て、スナックに資金が流れてる」
等々、良い話は一つも出ませんでした。
・メインバンク撤退
・粉飾決算
・資金繰り逼迫
・下請撤退
これらの情報をぼぼ全関係先に連絡しては、たまったものではない。
一週間で、あそこは危ない、と言われるようになった。
そして迎えた10月20日。
「自己破産申請の手紙が来た。担当は〇〇弁護士」との電話が入りました。
後日債権者名簿を確認したら、
融資を肩代わりしたお隣の銀行は30億円を超える金額になってたw
「自己破産申請の手紙が来た。担当は〇〇弁護士」との電話が入りました。
後日債権者名簿を確認したら、
融資を肩代わりしたお隣の銀行は30億円を超える金額になってたw
きっと言われるままに融資してたんでしょうね( ^∀^)ゲラゲラ