『光る君へ ついに次週最終回』まで来てしまったあ
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今季初の大雪かきで全身の筋肉が悲鳴を上げています。
日中の猛吹雪のため、明日は社有車出しで半日潰れそう。
では「光る君へ ラス前回」の考察します。
・周明は、謎のひと言の解答ないまま退場!!作者の意図がわかんないまま流れて行ってしまったのでした・・・。
読み取れないこっちのせい??
・ロバート株、最終コーナーで超急上昇で駆け抜ける。
初回からよく走り続けて頑張りました。最後は「前例主義撤回」まで、しちゃったねえ。
・今回の四納言について。
当初のロバート発言に対する回答には「ボンクラ他公卿以下かよーっ。」と思って観てましたが、後段の「対隆家説」
を聞くと、彼ら3人の発想・発言にもそれなりの一理アリ、と見返しました。
後ろ盾薄いにせよ、中関白家系譜の方が格上、隆家にいろいろな要素が加わったなら、万が一の復興もあり得ると考えた3人も評価の価値アリでは?
・今週、今年?の最長の1セリフ行数・秒数記録出ました!「乙丸:帰りたーい!!きぬに会いたーい!!~繰り返し」
でも、乙丸だけどんどん老けて、孫娘じゃん。
・今週「好きにやりなさい」が何度か各所で?
・2度と会わないはずがすんなり対面。
しかし、強引に先週の予告編伏線の倫子発言に繋げるも、またさらに先週同様、次週へお預けかいっ!!
17時からの「光る君へ コンサート」も聴いてしまいました。今年はほんとに女性で固めたんだなあー。
予告編は全員最後の老けメイクで勢ぞろい。まひろは病床には来ていそうでホッとしました。
さて12/15最終回。
その「大河」自体の評価、印象の多くを決めるラストシーンです。
大石大先生が練りに練った脚本、正座して観ましょ!!
かな?
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ぴのぴの
2024/12/15 20:23:53
> ユーミさん
ユーミさんのラス前のご解説を今、精読させて頂きました。
どうもありがとうございました。
真横では、最後の地上波放送が続いています。
最終回考察は別途、起こします。
今回のご解説あっての最終話、より腑に落ちました。
外は完全に根雪で真っ白ですが、冷えるだけで雪は降っていません。
今夜はあと2本観て、出社に備えます。
ユーミ
2024/12/15 14:58:01
その後離婚し、後朱雀天皇と藤原嬉子(道長の末娘)との間に生まれた親仁親王(後の後冷泉天皇)の乳母に任ぜられ東宮権大進の高階成章と再婚。この時は多分嫡妻だったのではないか、と推測します。
親仁親王の即位に際して、賢子は従三位に叙せられ夫が大宰大弐に任じられた事で大弐三位(だいにのさんみ)と称せられる様になります。
ドラマ内で「光るをんな君として生きようかしら」と言った賢子は、正にそういう人生を歩む訳で、まひろはそんな娘の背中を押した事になるのですね。
まひろと道長の再会シーン。
あっさり再会した事より、その場所の方が個人的には気になります。
父為時が職を失い家が窮乏する中、倫子から我が家で働かないか、と誘われながら断って帰ろうとした際、帰宅してきた道長と数年ぶりに再会した時と同じ場所です。
細かいところまで、と心憎い演出だと思いました。
最後の最後で来た倫子の問いかけ。
ネットでは「怖い」という意見が目立ちましたが、正直怖いとは思っていません。
自分の娘が帝の后になり国母となった、自分の家から帝が出た、という絶対的な自負がある倫子が、今更夫の女性関係を気にするとは思えないんですよね。
単に「いつからなのかな」と気になっただけではないでしょうか。
少なくとも、絶対許しません」という状況にはならないと思います。
次回予告でまひろが道長の死の床に寄り添ってましたから(倫子が許さないと、あの状況は不可能かと)
ユーミ
2024/12/15 14:35:37
独自兵力を持っていませんでしたので、各武士団に命じて警固に当たらせたのでしょうね。
この独自兵力の欠如が、後々の武士団の台頭を許す事になっていくのかもしれません。
奈良時代には独自の兵力もありましたし、貴族は勿論天皇ですら自ら剣を握って戦っていたのですけどねぇ。
独自兵力が無くなっていったのは平和が続いた証拠なんでしょうが…
なんというか、現代日本が重なって見えるのは何故なんでしょうね?
今回の四納言について…
陣定での行成や公任の発言は、史実通りではあるもののドラマでの今迄の彼らの描かれ様からすると不自然さを感じたのですが、その後の公任と道長のやりとりによって、私もなるほど、と得心を得られました。
結局道長の事を思っての発言だった、と考えれば不自然でも何でもないですよね。
特に公任は、自身が道長に対して「左大臣を辞めよ」と促した結果道長が出家迄してしまった、という負い目の様なものを持っていたと思われますし、隆家を危険視して功績を認めなかった事もありえるんですよね。
流石は大石脚本、隙がありません。
乙丸はファインプレーでした。
正直言って、今迄何の役にもたってこなかった乙丸でしたが(心意気はあっても実力が及ばない事ばかりで)、だからこそなんでしょうか、「きぬに逢いたい」「帰りたい」「お方様と一緒に帰りたい」「帰りましょう」の駄々っ子の様な連呼が、悲しみに凝り固まっていたまひろの心を解きほぐす事に成功した様な気がします。
まひろをこのまま大宰府にいさせたら、生きながら死んでしまいそうで、乙丸としても必死だったのでしょうね。
「好きにやりなさい」は、まひろが賢子の生き方の背中を押す言葉でした。
これによって、恋多き女性藤原賢子が誕生するのか、と思うと中々感慨深いです。
藤原賢子は、母紫式部をしのぐ、と評価される程の優秀な女流歌人で、また恋多き女性として有名です。
彼女の恋の相手としては藤原頼宗(道長の次男で母は明子女王)、藤原定頼(藤原公任の長男)、源朝任らが有名です。次回予告で賢子が誰かと寄り添っていましたが、それが誰なのか気になる所。
ドラマでは賢子はまひろと道長の娘なので、頼宗は無いだろう、と思っていますが。
恋の浮名を流した後、藤原兼隆(藤原道兼の嫡男)と結婚し一女をもうけますが、この時はおそらく母と同様の妾妻だったろうと思われます。
ユーミ
2024/12/15 14:01:17
こんにちは^^
周明の謎の一言とは、まひろに大宰府に戻ってきたら言いたいことがある、と言ったアレですよね?
具体的な事は明らかにされなかったので、各自の解釈で良いと思いますが。
個人的な解釈としては…
宋人にも日本人にもなりきれない中途半端な立場の周明は、越前でまひろから言われた「みだりに死という言葉を口にするな(だったかな?)」という言葉を胸に20年以上を生きてきたのだと思っています。
母ちやはや友の直秀を理不尽に奪われたまひろだから、安易に死を口にするな、と憤った訳ですが、多分周明にとっては、まひろが思った以上の影響を及ぼした筈。
ある意味、周明の心を救った言葉だったのではないでしょうか。
そのまひろが、自分にはもう何も残っていない、と一種絶望の淵にある。
だから周明は、まだ命がある、紙と墨と筆があればどこででも物語は書ける、とまひろを励ましました。
ですから、周明はまひろに、自分の傍らで生きて欲しい、と伝えたかったのではないかな、と思っています。
ちなみに、周明の最期の言葉「逃げろ」は勿論危険なこの場から逃げろ、という意味でしょうが、同時に「生きろ」と伝えていたのだと思います。
さて、危急存亡の事態だった大宰府ですが、一報を受けた京の朝廷の反応は迂遠なもので、ドラマで描かれた通りです。
実資の小右記の記述通りにドラマになっていました。
刀伊の入寇に関しては、道長の御堂関白記にも行成の権記にも記載がなく、資料となるのは小右記だけなんですよね。
大宰府の隆家が朝廷への一報の他に実資へも手紙を出していたのも本当の事で、実資はこの時期腰痛が酷くて休んでいたのですが、その痛みを押して陣定に出席したそうです。
また、政治から引退している形の道長に摂政の頼通からの報告が無く、実資が隆家からの手紙を持参して道長に刀伊の入寇について知らせたのも事実の模様。
ただし、すぐに援軍の武者を送れ、と口にしたのはドラマの道長だからであって、史実の道長はそこまでの反応では無かったらしいですね。
京にいる公卿にとって、九州で起きる事は我関せずという感じだった様です。
結局朝廷が決めた事は、祈祷と街道(山陽道・山陰道・南海道・北陸道)の警固を固める事だけでした。
ドラマでは街道警固まで否定されていましたが、一応街道警固はなされた模様です。
ただ、ドラマでも実資が言及した様にこの頃の朝廷は