cocotan

胃ろうをしないという選択

日記


こんばんは

母が昨日退院して施設のほうに戻ってきました

母は89歳で高齢なのでいつ何があってもおかしくありません

入院したのは心不全でした

心臓の下部に水がたまっていて 全体的にむくんでいるという感じでした

はじめ行ったときは意識がもうろうとしていて 顔がぱんぱんでした

救急外来のドクターから「こんなになるまでなぜ放っておいたの」と言われましたが

私には何もわからなかったので返事のしようがありませんでした

病院ではうつらうつらしているという感じで数年前に脳梗塞で片目が見えなくなりましたので

私を見てもわかっているのかわからないのか反応がおかしかったです

でも2回目に行ったときはちょうどご飯どきでお粥をスプーン2杯くらい

自分で食べていたので安心しました

ドクターから胃ろうの話が出たのはその頃です

私は一人っ子なのでなんでも自分で決めなくてはいけません

以前から母は「延命するのはやめて」と言っていたので

胃ろうはしない旨を医師に言うとなぜか不機嫌そうでした

胃ろうの手術をするといい儲けになるのかしらと勘ぐったくらいです

お世話になっている特養でも看取りをしてくれるというので

そこにお任せすることになりました

今日 特養に行って各種書類にいろいろサインしてきました

サインすると実感が出て「そう長くない時期にお別れなんだな」と思いました

母は私の手をじっと握ってしゃべりにくそうに色々話しかけてきました

孫に会いたいそうで年内に連れて行くつもりです

本当にこういう選択でよかったのかはわかりませんが

平穏そうな母の顔を見て安心しました

3月で90歳になるのでそれまで生きてもらいたいな。。。。