烏帽子山公園
母の故郷は山形県。
わたしの生まれも山形県だが小学校に入学前に北海道に来たので山形の記憶はない。
認知症がすすみ、短期記憶が1分も持たない母。同居して介護している娘のわたしのことを時々、「施設の人」と言う。息子がいたことや父のことすら記憶が取り出せなくなっている。
それで、随分と泣いたけれども現在は母の記憶は取り出せなくなっているだけで確かに存在していると信じることにしたせいか穏やかに暮らせている。
いつか介護から解放された時には母の故郷の山形を旅したいと思う。
あらゆることを忘れた母だが烏帽子山公園での毎年のお花見のことは楽しそうに語るのだ。
以前読んだ小説で時刻表や泊まる旅館など綿密に調べて空想で旅をするというものがあった。これなら、いつでもできる。幸い、ネットの情報も豊富だ。
新幹線の札幌延伸はいつになるかわからないが、フェリーで本州にわたる旅もいいかも。バーチャルな旅を楽しんでみようか。
ちょくちょく
2025/03/21 08:30:10
こないだ実家の母と話してたんやけど、うちの父が母と結婚する前に好きだった人のことをよく話をして、こないだなんか「一回その人の住所覚えてるから行ってみようかな」とか言うたり(@д@`*)ちょっと待って!ってなったけど。父の前の恋人ならともかく、父が片思いしてた相手に、結婚して3人子供産んで育てて亡くなるまでそばにいた妻の存在でありながらも、未だに嫉妬してるような、そんな母にびっくりすることもあって。
せんちゃんのお母さまが、楽しい思い出に満たされているのは、とても幸せだと思う。
私たちもいつか現世の役割をおろしていくとは思うけど、その時に思い出す過去の記憶って何かなーって、自分のその時を想像したら、「うっわ!人間って死ぬってこんなんなんや!んで死んだらこんなことになるの!?え、これからどうなるの!?無ってこれかー!!」って現在と未来志向になりそう。
せんちゃん
2025/03/20 17:00:55
> もふもふ0304さん
わたしも母の性格が羨ましい(;^ω^)。
もふもふ0304
2025/03/20 13:15:54
> せんちゃんさん
笑顔の少ない私にとっては、眩しすぎるお母様だ。
せんちゃん
2025/03/20 11:49:16
> もふもふ0304さん
お金を貯めるよりも、記憶の宝箱に素敵な思い出をたくさんしまっておきたいね。
いろいろわからなくなった母だけど、いつも見知らぬ人(実際何回も会ってる人でも)に笑顔な母は
最強かな。
もふもふ0304
2025/03/20 09:08:00
私の祖母も、家族の顔が分からなくなってからも、子供の頃の幸せな記憶は、いつまでも持っていたようだよ。
そんな記憶の宝箱に、人はそれぞれ何かを入れているんだと思う。
願わくばすべての人が、そんな記憶をたくさん持っていますように。