ヘルメス

ヘルメス

昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神

思い出し笑い

小説/詩




交差点で出会った少女が急に微笑んだ
僕に向かって投げかけられたものではないが・・・

心の内から湧き上がってこぼれた微笑み
自分でも気づかないで顔から溢れてしまう
泉のような、光のような、透明なもの
笑いかける相手もいないのに一人で微笑んでいる
楽しい語らいの中で人から人へ広がる笑みも美しいが
その笑みはそこで短いきらめきを終える

けれど、思い出し笑いは
あたたかい秘密を自分だけに打ち明けるように
幾度も慈しみに満ちて唇に表れ頬を伝い広がる 
人にあげるものではないので
思い出し笑いは声にならない
だから人の注意を引くことはないが
時として見知らぬ通行人に見られてしまうことがある
それが今日の僕だ

突然渡された大切なもののために
僕はひとつの秘密の入れ物のようになって
交差点を横切った 







#日記広場:小説/詩

  • ごんじゃまま

    ごんじゃまま

    2025/05/14 13:02:30

    ヘルメスさんこんにちは('◇')ゞ
    心の内から湧き上がってこぼれた微笑みと 思い出し笑い
    ヘルメスさんがすれ違う瞬間 秘密の入れ物にしまって今も暖めている

    ヘルメスさんの詩 言葉の♪ メロディーが聞こえます
    読んだ後 私が優しくなったよう(^^♪

    あの~すっと気になってる事が
    今更ですが
    以前 アメリカの転勤が決まったって書かれてたような
    ひょっとして エイプリルフールでしたか
    今更ですがお尋ねしました
    失礼いたしました(*^^*)