泣き虫
夢の中からは何一つ持ち出してはいけないのに
時として君は涙を持ち帰ることがある
できたばかりのせいか
とても熱い
耳たぶまで濡らして
目を覚ます
不安そうな目をして
夢の奥まで彷徨っていたの
大声を出して泣いていたの
小さい頃から泣き虫の君は
僕が必ず守ってあげると約束したら
すやすや寝息を立てて眠り出した
静かな朝なのに
君は頬に笑くぼをみせて微笑んでいる
夢の奥で僕の約束の声が聞こえたのかな
向こうを向いて眠っている君を
僕はこちらに抱き寄せて
泣き虫の唇にキスをする
夢の中からは何一つ持ち出してはいけないのに
時として君は涙を持ち帰ることがある
できたばかりのせいか
とても熱い
耳たぶまで濡らして
目を覚ます
不安そうな目をして
夢の奥まで彷徨っていたの
大声を出して泣いていたの
小さい頃から泣き虫の君は
僕が必ず守ってあげると約束したら
すやすや寝息を立てて眠り出した
静かな朝なのに
君は頬に笑くぼをみせて微笑んでいる
夢の奥で僕の約束の声が聞こえたのかな
向こうを向いて眠っている君を
僕はこちらに抱き寄せて
泣き虫の唇にキスをする