昨日の御神木奉曳神事の時に掛け声をかけて綱を引きました。

しかし約1000人で引き、しかも前と後で掛け声が違うのです。

中くらいの位置で引いていたのですが、「えーいやー」と先導が掛け、綱を持つ私らは「えーいやー」と呼び掛け引くというもの。

しかし、目の前で引いていた妙齢の婦人が「えーいやー」じゃなく「えーいや」とのばさないのが正式だよ！と述べた。

すると列の前方の方の掛け声が聞こえてきて「えい、や」と短くリズミカルに掛け声を掛けて引いているじゃないですか！

どれが正しいのか、頭の中が「？？？」でいっぱいに…

あの文句を言った妙齢の婦人が堪らなかったのでしょう、通掛けた若い神主さんに掛け声の文句を言ったのです。

その若い神主さんの回答が神回答でした。

“みなさん掛け声の事を質問されますが、昔は「えーい、ほー」と呼んでいたのですよ。
それがいつの間にか「えーい、やー」とか短く「えいや」と変化していったのです。
どの掛け声でも引きやすければそれでかまいませんよ。“

との神解説を聞き納得したのです。

諺の「船頭多くして船山登る」やなーと思いました。

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