セカンド

白い雪の中に

小説/詩

雪が降る
白い世界にあなたが映る

凍えた心が
小さな音を立てて砕けていく

白い世界にあなたが居る
声が微かに聴こえる

泣いているのですか
寒さに震えているのですか

白い世界にあなたが居る
花の香りが微かに流れる

目をつぶり
あなたの名前をつぶやく

白い世界は何処までも続いている
あなたの優しさのように

わたしの寂しさと心の冷たさを
温めてくれるように


ちょっと暑いので
雪の世界なんかどうかなって・・・


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