セカンド

風にのせて

小説/詩

透き通った暑い夏に

想い出が想い出が一つ一つ流れていく

焼けた景色の中
いくつもいくつも流れていく

あなたの香りをのせて
それは吹き抜けていく

白く乾いた暑い今の景色に
私の想いは負けないくらいに熱いのに

立ち止まってくれますか
振り向いてくれますか

こんな私でも夢を見る
あなたと一緒に歩む夢を

もうすぐ秋が来る
春の花と違って寂し気に花が咲く

そんな花は嫌いですか
あなたの好きな花の色は何色ですか

また風が吹く
あなたの香りが吹き抜けていく


ジャニス・イアンの At  Seventeen を聴いていたら
何となく浮かんできました

詩の内容は全く違うけど・・・

(513) Janis Ian - At Seventeen - YouTube


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