Science note 3/ 糖細工
カシス(blackcurrant)の木を見かけた、昔はカシスのグミが流行ってたけど、まだ売ってるのかな、砂糖の粒が甘かったね。
カシスといえば、in vitro (試験管内)でIAVやIBVを不活性化する実験があって、ポリフェノール(polyphenol)の吸収されにくさから外用として研究されてる。他にも似たメカニズムを持ってる植物ポリフェノールがあって、抑制ルートが違うことで相乗効果(synergy)がある可能性が面白い。あとは多糖類(polysaccharide)だろうか。
もっと面白いのが、ウイルスが数えられること!直接電子顕微鏡でウイルス粒子を数える以外、それの中身である核酸RNA/DNAを増やして逆算するPCR法、ウイルス酵素の活性や赤血球の凝集反応で数を推定する手法、感染力のあるウイルスだけを数えるプラークアッセイ(plaque assay)。そして標識抗体を使ってウイルス粒子あるいは抗体の量を測れるELISA法。これらを基にしたバリエーションがあるけど主に以上。
それにしても、ウイルスや細胞の表面にも糖鎖という糖の組み合わせた情報分子に覆われているけど、甘くなさそうね。
クレア
2025/12/02 07:29:13
> ヒロフミさん
いらっしゃい!コメントありがとうございます。
わりと見かけたので気になって、ヨーロッパの寒い気候はカシスに合ってるみたいです。そのままだとかなり酸っぱいんですが、昔からビタミンC源として植えられてるそうです!
ヒロフミ
2025/11/30 09:36:23
おはようございます。初書き込みです。
化学は、得意ではないので、頭が混乱しそうです(+_+)カシスには、色々な作用があるんですね