爽やかさん、いらっしゃーい
初冬の金色は、いつからこんなにも胸に沁みる色になったのだろう。
彼女と歩いた放課後の並木道も、今では思い出の中で薄く光っている。
風がふれるたび、彼女の笑い声や、言えなかった言葉がふっと舞い上がる。
あの頃は未来が無限に続くと思っていたのに、いま振り返れば、あの金色の季節ほど儚いものはなかった。
瓶にしまった青春の匂いは、ふたを開けるたび少し痛む。
それでも初冬の光は静かに肩に降りて、「忘れなくていいよ」と囁くようだ。
彼女の横顔も、置き去りにした勇気も。
すべてが時間に色あせながら、今も小さく金色に輝いている。
微睡(まどろみ♆
2025/12/02 22:59:13
> PiPi。さん
自分の加齢臭は何故感じぬ
PiPi。
2025/12/02 22:57:42
青春の匂いは後に加齢臭の化すのだw