セカンド

落葉に

小説/詩

広く公園の地表を染めている
無数の落ち葉

その中から幸せの
1枚を見つける

石畳の脇の花壇で
何気なくイチョウの葉を拾う

柔らかな黄色だ
手に取り香りをかぐ

土の香りと
青い草の香りがした

私が見つけた一枚
私が選んだ一枚

私があなたを幸せにするのか
あなたが私を幸せにするのか

和らな冬の日差しが
私たちを包む

幸せって何だろう
私の選んだ一枚の落葉

私はありがとうと言って
花壇に葉をそっと戻した

数歩歩いて振り返ると
その姿はなかった

幸せの葉は多くの葉にまぎれて
消えていった

私は冬の空気を胸いっぱいに吸い込み
暖かな日差しの中を歩き始めた









#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2025/12/07 21:49:21

    めろちぃ 様

    コメントありがとうございます

    何となく思い浮かんだことを書いて
    ここに載せています

    突然書きますので・・・
    また来てくださいね^^



  • めろちぃ

    めろちぃ

    2025/12/07 19:40:59

    セカンドさんこんばんはー♫

    作詞家さんなのでしょうか?

    冬の公園の情景が浮かんできます。TAKURO(GLAY)に歌にして頂きたいです