ジェラシー
それは嫉妬というより、
君に触れたいと思った手を
途中で引っ込める癖のことだ。
近づけば近づくほど、
何もできなくなる。
君の体温を知ってしまったら、
もう戻れない気がして。
夜、シャツの匂いが少し残っていて、
それだけで
胸の奥が苦しくなる。
触れていないのに、
触れたあとみたいな気持ちになる。
君の首元や、
息の速さや、
そういうことを考えるたび、
同時に
「僕じゃない誰か」が
浮かんでしまう。
ジェラシーは
欲情のふりをして近づいてきて、
最後に
置き去りにする。
君が欲しいだけなのに、
君を困らせたくなくて、
その間で
ずっと立ち尽くしている。
泣くほどじゃない。
ただ、
触れられないまま
好きでいるのが
こんなに疲れるなんて
知らなかった。
PiPi。
2026/01/26 20:35:06
洗濯機使いなさいなw