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ピラティスについて③

日記

*アスリートのパフォーマンス向上

多くのトップアスリートがピラティスをトレーニングに取り入れています。体幹の安定、全身の柔軟性、可動域の向上、そして体の正しい使い方の習得は、あらゆるスポーツにおいてパフォーマンス向上に直結するからです。効率的な体の動きができるようになることで、より高いレベルでのプレーが可能になります。また、怪我の予防効果も、アスリートにとって非常に重要です。

*高齢者の健康維持にも最適

ピラティスは、高齢者の方にもおすすめできるエクササイズです。リハビリ起源のため安全性が高く、個々の体力や状態に合わせて負荷を調整できるため、無理なく取り組めます。体幹やバランス感覚の向上は、日常生活における転倒のリスクを低減し、安全な体の動きをサポートします。また、筋力や柔軟性の維持・向上は、健康寿命を延ばし、活動的な毎日を送ることに繋がります。骨盤底筋を鍛えることは、高齢者における尿漏れ予防にも効果が期待できます。

*ピラティスとヨガの違い

ピラティスとヨガはしばしば比較されますが、それぞれ異なる起源と目的を持っています。ヨガもピラティス氏が参考にした一つと言われていますが、根本的な違いがあります。

*発祥と歴史の違い

ピラティスは、20世紀初頭の第一次世界大戦下のヨーロッパで、負傷した兵士の身体機能と心身のバランスを向上させるリハビリ目的で考案された、比較的歴史の浅いメソッドです。一方、ヨガは数千年の歴史を持つ古代インド発祥の修行法が起源です。もともとは瞑想を通じた精神的な安定や悟りを目的としていました。

*目的とアプローチの違い

ピラティスは、姿勢や身体機能の改善といった「肉体的なアプローチ」を重視し、体を変えることで心も健康になるという考え方です。対してヨガは、身体のポーズや呼吸法を通じて「心から体へアプローチ」し、精神的な安定や内面を整えることに重点を置いています。ただし、どちらも心身の健康に良い影響をもたらします。

*呼吸法の違いと適した時間帯

ピラティスとヨガでは、主に用いられる呼吸法が異なります。ピラティスは胸式呼吸で交感神経を活性化させ、心身を活動的にします。このため、体と脳が活性化される日中から夕方にかけて行うのが適しています。夕方以降に行うと、交感神経が活性化されて寝つきが悪くなる可能性もあるため注意が必要です。

一方、ヨガは腹式呼吸を基本とし、副交感神経を優位にすることでリラックス効果を高めます。そのため、一日の疲れを癒し、リラックスして眠りにつきやすくする夕方以降や就寝前に行うのが理想的とされています。

*ピラティスとヨガ、どちらを選ぶべきか?

ピラティスとヨガのどちらが良いかは、ご自身の目的や求める効果によって異なります。

・ピラティスが向いている人: 姿勢改善を目指したい、体幹を強化したい、体の歪みを解消したい、怪我の予防やリハビリをしたい、論理的に体の仕組みを理解したい、ボディラインを引き締めたい、といった方にはピラティスがおすすめです。体を動かすのが好きな方や、自分自身と集中して向き合う時間が欲しい方にも向いています。
・ヨガが向いている人: リラックス効果や精神的な安定を重視したい、柔軟性を高めたい、瞑想に興味がある、心身の疲労回復を目指したい、といった方にはヨガがおすすめです。

どちらも呼吸を大切に体を動かすことで、心身両面に良い効果が期待できるため、目的に合わせて選ぶか、両方を組み合わせて行うことも可能です。

ピラティスは、年齢や体力、性別に関わらず、幅広い方におすすめできるエクササイズです。リハビリ起源のため、運動経験がない方や体に不安がある方でも無理なく始められます。特に以下のような目的や悩みを持つ方にはおすすめです。

・ボディメイク・姿勢改善したい方: 引き締まったしなやかな体を作りたい、猫背や反り腰、O脚・X脚などの姿勢を改善したい。
・体の不調を改善したい方: 肩こり、腰痛など、悪姿勢からくる身体の痛みを和らげたい。怪我の予防やリハビリをしたい。
・健康維持・体力向上したい方: 体幹を鍛えたい、筋力やバランス力を高めたい. 柔軟性を高めたい. 無理なく体力を回復させたい. 高齢者の健康維持や転倒予防。更年期症状を和らげたい.
・メンタルを整えたい方: 日々ストレスを抱えている、リラックスしたい、心身ともにリフレッシュしたい、睡眠の質を上げたい。自分と向き合う時間が欲しい。
・その他: 運動が苦手な初心者. 妊娠中や出産後の方. スポーツパフォーマンスを向上させたいアスリート。

ただし、深刻な怪我や体調に不安がある場合は、まず医師に相談してから始めることをおすすめします。すぐに体重を落としたい方やボディビルディングを目指す方には、ピラティスは短期的な即効性のある方法ではないため、あまり向いていないかもしれません。

















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