ピラティスについて24
ピラティスでは、骨盤を正常な位置に戻す、周りの筋肉(インナーマッスル)を鍛える効果があるので、骨盤矯正に向いています。
骨盤の血行不良による、生理痛、冷え性、便秘、むくみのある方。
骨格の歪みによる、頭痛、肩こり、腰痛などがある方。
こういった症状がある方には、ピラティスによる骨盤矯正をおすすめします。
*骨盤矯正効果が期待できるエクササイズ*
ピラティスは、 インナーマッスルを鍛え、体のいろいろな部分を正しい位置に戻すことを目的としています。 続けることで骨盤周りの筋肉を鍛え、正しい位置に戻すことができると言われています。
ピラティスの基本「ニュートラルポジション」をとるには骨盤の位置が大切です。
①まずは寝ながら骨盤矯正を行います。
②仰向けに寝て、膝を立てます。
③両脚がお尻のコリコリした骨(坐骨)の延長線上にくるように、かかととつま先も一直線に置きます。
④腰のゴリゴリした骨(腰骨)に手を置き、恥骨とその骨が床と平行になるようにします。
⑤後ろに傾く場合は、尾てい骨をマットにつける、前に傾く場合は、背中をマットに押し付けるようにします。
⑥両腕は体と平行に置きます。
⑦胸を開いて、肩を下げるようにします。この姿勢が「ニュートラルポジション」です。ここから、骨盤を後傾する動きをしていきます。
⑧脚の親指と小指、かかとの3点で床を押します。
⑨腰骨でマットを押しながら、恥骨を天井に向けて持ち上げます。
⑩ニュートラルポジションに戻します。
⑪呼吸を止めず、骨盤を後ろに動かしてください。
*産後の骨盤矯正にもピラティスがおすすめです*
出産で開いてしまった骨盤を戻すのにもピラティスは有効と言われています。
産後の体形、体重変化の原因は骨盤の歪みです。
出産は骨盤に大きな負担をかけるものです。
産後のポッコリお腹に悩み、ガードルなどで締め付けると、直腸、子宮、膀胱などの内臓が骨盤の中から押し上げられてしまいます。
尿漏れや子宮脱の原因になるので、やめましょう。
ピラティスで、骨盤周りの筋肉を鍛え、骨盤を正しい位置へ戻す効果が期待できます。 骨盤底筋や腹筋にも働きかけるので、産後の回復に効果的です。
産後1か月検診で問題がない場合、徐々に始められます。
骨盤の位置が元に戻らない状態が続くと、骨盤周辺の血流が悪くなり、肩こり、頭痛、腰痛などになってしまいます。
かといって焦りすぎず、1か月は安静に過ごしましょう。
産後6か月を過ぎると骨盤は閉じていきますので、そうなると矯正が大変になります。
産後ピラティスの開始目安は2か月~6か月までの間、という感じです。
ピラティスによって、骨盤が正しい位置に戻ると、内臓が正しい位置で機能し、栄養素の吸収が上がるともいわれています。
「(まとめ)ピラティスで骨盤矯正ができる?」
1.ピラティスをすることで骨盤を正しい位置に戻す効果が期待できます
骨盤は体の中心であり、骨盤の位置がずれているとその他の部位にも大きく影響してしまいます。
骨盤をあるべき位置に戻し、猫背やぽっこりお腹などを改善するのにピラティスがおすすめです。
2.骨盤の歪みは動作のクセによるものです
骨盤の歪みが様々な不調を引き起こしてしまいます。
病院へ行くほどではないけれど、なんだか不調が続いている、という人はピラティスの骨盤矯正で改善できるかもしれません。
3.骨盤矯正効果が期待できるエクササイズ
寝ながらできる骨盤矯正ピラティスは、体の負担も軽く、初心者におすすめです。
胸式呼吸をしながら、ゆっくりと行いましょう。
痛みを感じたら、無理しないでください。
4.産後の骨盤矯正にもピラティスがおすすめです
産後の体形変化に悩んでいる場合は、ピラティスを行うと良いとされています。
開いたり歪んだりした骨盤を正しい位置に戻すことで、出産で疲労を感じている方にもおすすめです。
「ピラティスで反り腰は治せる?腰痛改善・予防に効くエクササイズ」
腰が通常よりも大きく反り返ってしまう姿勢「反り腰」は、身体に大きな負担をかけます。結果、慢性的な痛みやこりなどにつながるだけでなく、ボディラインの崩れも起こりやすいので、なるべく早めに解消することが大切です。
この記事では、反り腰に効果的なピラティスを紹介します。また反り腰で起こる不調や、反り腰になる仕組みもまとめました。 「反り腰を解消したい」という方も、「反り腰なのか判断がつかない」と悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
*反り腰になると起こるさまざまな不調
本来、人の身体は背中からお尻にかけて緩やかなS字カーブを描いており、このカーブによって重力が分散されています。
よって、S字カーブが崩れた反り腰の状態では身体の負担が大きく、特に首、肩、腰に不調を感じやすくなるでしょう。慢性的な首こりや肩こり、腰痛があるのなら、反り腰が一因かもしれません。
また、腰が反っている状態ではおなかに力が入りづらくなり、腹筋で姿勢を支えにくい分、前ももに大きな負荷がかかります。反り腰の状態が長く続けば続くほど、腹筋が衰えることでおなかはぽっこりとしやすく、前ももは筋肉が発達して張り出しやすくなってしまうのです。
がんばってダイエットやボディメイクをしているのに、一部の変化が乏しいようであれば、まずは反り腰の解消が必要かもしれません。
*反り腰になる仕組みと身体の変化*
ここでは、 反り腰になる仕組みを分かりやすく解説します。反り腰になりやすい生活習慣と併せて確認することで、より理解を深められるでしょう。
理解が深まるほど、「何がいけないのか、またどのように解消するべきか」が論理的に分かるようになるので、対策の効率化にもつながります。
*反り腰になるのはなぜ?*
反り腰とは、骨盤が前傾した状態で固まってしまう骨盤のゆがみによって生じます。なぜ骨盤がゆがむのかというと、背骨や骨盤の周りにある筋肉バランスの崩れが大きな要因です。
筋肉は過負荷の状態が続くと柔軟性を失い、硬くなります。筋肉が硬くなれば周囲の背骨や骨盤も引っ張られるので、少しずつ本来の位置からずれてしまうのです。
*反り腰によって硬くなる筋肉・弱くなる筋肉とは?*
骨格のゆがみはいずれも筋肉バランスの崩れが大きな要因ですが、反り腰の場合は以下のようなバランス差が生まれやすいといわれています。
♢硬くなる筋肉
・腸腰筋
・多裂筋
・大腿直筋 など
♢弱くなる筋肉
・腹直筋
・腹斜筋
・大殿筋
・ハムストリング など
上半身は背中から腰にかけての筋肉が硬くなるのに対し、おなか側は弱ります。下半身は前ももを中心に前側の筋肉が硬くなり、代わりにお尻やももの後ろ側の筋肉は弱りやすいでしょう。