ピラティスについて25
*反り腰になりやすい生活習慣*
反り腰になりやすい生活習慣を5つ解説します。
反り腰の解消には、ピラティスをはじめとしたエクササイズも効果的ですが、生活習慣の見直しも並行することが大切です。当てはまる習慣がある場合は、日ごろから意識して、身体をいたわりましょう。
・デスクワーク中心の仕事
人の身体は、立っているときよりも座っているときのほうが腰に負担がかかるといわれています。 デスクワーク中心の方は、同じ姿勢が長時間続かないように定期的に休憩を挟むことが大切です。
また長時間座り仕事をしていると、疲れから姿勢が崩れてしまいがちです。ついつい前かがみになっていたり、腹筋に力が入っていなかったりすると、さらに反り腰を招きやすくなります。
・ヒールをよく履く
ヒールの高い靴は、自然と身体の前側に重心がかかるので、骨盤を前傾させた歩き方の癖がついたり、前ももの筋肉に過負荷をかけてしまったりします。反り腰なのであれば、ヒールの靴はなるべく避けるのが無難です。
おしゃれや仕事柄どうしても履く必要がある場合は、足に合った靴を選ぶほか、ヒールで正しい姿勢をキープできるだけの筋肉をつけましょう。
・重いものを持つ機会が多い
重いものを持ったり運んだりする機会が多い方は、そのたびに腰に過負荷をかけている恐れがあります。腰回りの筋肉が硬くなり、反り腰になりやすいでしょう。
なお、 リュックサックを常用している方はストラップを短めにして背負うのがおすすめです。 下側で背負うほど、骨盤を前傾させる癖がつきやすくなってしまいます。
・妊娠中で体形や姿勢が変化している
妊娠中はおなかが大きくなったり、体重が増加したりすることで、どうしても腰に負担がかかりやすくなってしまいます。またホルモンの影響で骨盤が広がるので、妊娠中はゆがみも起こりやすい状況です。
妊娠中に反り腰になってしまい、産後も腰痛に悩まされたり、体形が昔のように戻らなかったりする女性も少なくありません。
・子どもを抱っこしている時間が長い
育児中のお母さんお父さんは、子どもを抱っこするときの姿勢が原因で反り腰を誘発することがあります。
赤ちゃんをのぞき込むように前傾姿勢で抱っこしていたり、腹筋に力を入れず、または膝を曲げて抱っこしたりしている場合は、特に腰に負荷がかかりやすいので気を付けましょう。
身体への負荷緩和を考えて 作られた抱っこひもや授乳クッションなども、利用してみてください。
*ピラティスで反り腰を解消しよう
反り腰を解消するには、硬くなっている筋肉を緩ませて、弱っている筋肉を引き締める必要があります。
しかし反り腰の場合、無理にストレッチしたり筋トレをしたりしては、かえって痛みや張りを増してしまう恐れがあるでしょう。
その点、ピラティスは元々戦争で負傷した兵士のリハビリのために開発されたため、身体に過負荷を与えないことを重視しています。 妊娠中の方や、慢性的な腰痛を持っている方でも、医師の許可さえあれば安心して取り組めます。
*反り腰解消で期待できるうれしい変化
反り腰を解消すると、身体のさまざまなところにうれしい変化が現れます。
ここで主な変化5つを確認して、 反り腰を解消したときの生き生きとした自分の姿を想像してみましょう。 理想の自分像を持つことは、モチベーションにつながります。
・腰痛が改善される
反り腰は腰に負担がかかっているからこそ起こるものですが、反り腰になるとなお負担がかかりやすくなります。そのため、 反り腰が解消することで腰痛が改善される方も少なくありません。
反り腰によって起こる痛みは、ゆがんだ背骨や骨盤が神経を圧迫していることで起こるケースもあります。反り腰の解消により、思わぬ部位の痛みが改善されることもあるでしょう。
・ぽっこりおなかが平らになる
反り腰を解消すると、骨盤の前傾が改善するのでおなかがぽっこりと突き出して見えなくなります。また おなかに力を入れやすくなるので、筋肉もつけやすくなるでしょう。 エクササイズや筋トレの効果が出やすくなり、引き締まったおなかを手に入れやすくなります。
・お尻がキュッと引き締まる
反り腰による突き出したお尻も、正しい姿勢に戻ることで目立たなくなります。また、おなか同様にお尻周りの筋肉にも力が入りやすくなるので、お尻のエクササイズや筋トレの効果も高まるでしょう。 お肉の垂れていないキュッと引き締まったお尻を手に入れたいのなら、反り腰の解消が大切です。
・太ももの張りが軽減される
反り腰が解消すると前重心でなくなるので、太ももの前側に常にかかっていた負荷も改善されます。すると、次第に前ももの張りも軽減されていくでしょう。
ただし長年にわたって反り腰を抱えていると、筋肉そのものが発達してしまうので、細くなるまでに時間がかかってしまいます。なるべく早めの解消がおすすめです。
・アンダーバストが締まる
反り腰の解消によって、アンダーバストが引き締まる方もいます。反り腰は胸を不自然に張った姿勢でもあるので、次第に肋骨(ろっこつ)が開いてしまうためです。
アンダーバストが締まれば、くびれが際立ちやすく、メリハリのあるボディラインを作りやすくなります。