セカンド

春を待つ

小説/詩

音もなく静けさが落ちてくる
透明な冷たさに体が包み込まれる

私は公園の細い木の枝を手にした
そこには目を閉じたままの蕾が眠っていた

空を見ていた
独りで

きっと春はどこかで眠っている
そう思いながら再び枝を引き寄せた

指を話すと冷たい空気の中に弾けた
弱い冬の日差しをひっかきながら

それでも蕾は静かに眠り続けている
私は春を待つ

どこからともなく蕾の歌声が聴こえてくるまで
私は春を待つ

蝶が優雅に花の周りを舞う姿を思い浮かべながら
私は春を待つ








#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2026/01/31 09:31:19

    碧 様

    春は来る・・・
    今が辛くても

    冬が厳しい分、春の到来の喜びはひとしおです
    逆に春に向けての準備も進行させておかないとね

    芽吹きが待ち遠しいです
    でもあせらずにゆっくりとリハビリですね


  • 碧

    2026/01/30 10:13:10

    木々や草花さんたち、動物さんたちも皆んな同じ気持ちなんでしょうね。
    厳しい季節を過ごすほど、春は優しく感じますね♪︎きっと…