セカンド

夢の中のボタンスイッチ

小説/詩

右のボタンを押す
全てが動きだす

隣のボタンを押す
全てが止まる

その隣が早送り
その隣は巻き戻し

私は腕まくりをして
あなたを思い浮かべる

昨日の18時へと巻き戻す
私たちはレストランにいる

食事をしながら
他愛のない会話をしてる

その瞬間だ
あなたが微笑んだ

私は強くボタンを押し
頭の中の画像を止めた

それだ
その笑顔が好きだ

新しい発見ではない
たまに見せるその笑顔だ

あなたのオムライスの香りと
私のマンデリンの香りが融合する

あと2分30秒後だ
あなたがもう一度微笑むのは

時間よ進め
私は早送りのボタンをポンと押した



#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2026/02/13 00:19:52

    シリウス 様

    そうです「早送り」とか「早戻し」とか
    まさに昔のカセットデッキ! (FF&REV)

    頭の中での簡単なタイムトラベル

    いいとこ取りで行きましょう^^

  • シリウス

    シリウス

    2026/02/12 03:50:49

    進めるとか巻戻すはオーディオ機器を想像しますが、大好きな笑顔を見るためにボタンを進めるっていいですね。(*^^*)