眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝子の破片と、最後の一杯

日記

街の灯が 泥水に溶けて死んでいる
俺の指先には お前が愛した安物のタバコ
煙は 言いそびれた言葉の形をして
夜の隙間に 消えていく
「あばよ」なんて 気の利いた台詞は
弾倉の中の 最後の一発と一緒に
どこかへ 置き忘れてきた
お前が笑うと この汚れた世界も
少しはマシに見えたんだ
だが 神様ってやつは
いつだって 美しいものから先に ゴミ箱へ放り込む
冷え切ったバーボンを 喉に流し込む
焦げ付いた喉の痛みが お前の不在を証明する
泣きはしない ただ 少しだけ
風が 目に沁みるだけだ
さらば 友よ
お前の眠る場所には 花も十字架もいらない
この 消えない後悔さえあれば
俺たちは 地獄の底まで 繋がっていられる


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