眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

アスファルトの境界線

日記

電話の通知を切った
奴との繋がりは これでただの無機質な数字になる
信じた報いが この痛みだと言うのなら
授業料にしては 少しばかり高くついた
「なぜ」とは聞かない
理由はいつだって 後付けのゴミ溜めだ
裏切った奴には 奴なりの地獄があるだろう
だが 俺の流儀に 奴を招待するつもりはない
交わしたグラス
深夜のオフィスで語った くだらない夢
それらすべてを 否定はしない
あの一瞬 俺たちが共有した熱量だけは
紛れもない 真実だったからだ
泥を投げられたら 黙って拭い去る
やり返せば 俺も同じ泥にまみれるだけだ
俺は俺の 磨き上げた靴を汚さず
この都会(まち)の雑踏へ 消えていく
背中に浴びる 視線は無視しろ
沈黙こそが 俺が奴に贈る
最後で最大の 義理だ
一通の送信済みメール
件名:なし
「貸しは、もういい。」



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