眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

泥水の流れる街

日記

午前3時の湿った街角。
看板のネオンはとっくに死んで、
街は泥のようなブルースを飲み込んでいる。
俺は襟を立て、ジッポの火を壁の影で隠す。
聞こえるだろ?
スピーカーの奥から、マディの骨太なギターが。
I'm a man...
そうさ、俺はただのフーチー・クーチー・マン。
誰も見ていない、誰も信じない、この街の片隅で、
重たい愛と、もっと重たい裏切りを運ぶ。
バーボンのボトルは空、
彼女の面影は、雨の舗道に溶けていく。
電話ボックスの受話器は死んでいる。
誰もいない通りに、孤独なスライドギターが鳴り響く。
泥水(マディ)よ、この街の罪を洗い流してくれ。
でも、俺の喉に残ったこの苦味だけは、
そのままにしておいてくれ。
今夜も、流れる街で、
俺はただ、ブルースを生きるだけだ。
泥の底から、もう一度。
Rollin' and Tumblin'
この重たい世界を、転がり続ける。


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