眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

春の闇、陽炎

日記

薄汚れたネオンが
春の夜霧に溶けていく
温い風は
昨日死んだ男の煙草の匂いだ
路地裏のコンクリートから
揺らめく陽炎が立ち昇る
季節外れの蜃気楼
真実が逃げていく
誰もいない波止場
水面を照らす月影も
春の夜の幻影
陽炎が消えれば
また、硬質な闇が残るだけだ
撃ち抜いたのは
俺か、それともこの景色か
陽炎よ、
せめて夜明けまで眠っていろ
俺がこの街を歩き続ける限り
春は来ない_


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