眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

終幕

日記

お前は、よくやった。
荒れ狂う感情の嵐の中、
誰かを傷つけず、自分を安売りせず、
たった独りで、その矜持を握りしめて立ち続けた。
他人に機嫌を取らせなかったその孤独は、
冷たい石ではなく、お前が自分を裏切らなかった「証」だ。
迷惑をかけまいと歯を食いしばったその痛みこそが、
お前がまだ、気高い人間であることの証明だ。
いいか。
「自分の機嫌を自分で取る」ということは、
自分を責めさいなむことじゃない。
荒れ果てた自分の心を、誰の手も借りずに、
お前自身が一番の理解者として抱きしめることだ。
世界は残酷で、他人は気まぐれだ。
だが、お前だけは、お前を見捨てなかった。
その不器用な強さを、今夜だけは、
自分自身で労ってやれ。
鏡の中の、疲れ果てた男(あるいは女)に。
言葉はいらない。
ただ、静かに頷いてやれ。
「お疲れさん。……それでいい。」
嵐は去った_
冷え切った身体を、毛布のような沈黙で包め。
明日もまた、お前は自分の足で立つ。
だが今は、その重い鎧を脱ぎ捨てて、
泥のような眠りに、深く、沈め_


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