眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝子越しの沈黙

日記

神はいつだって、口を閉ざした証人だ。
雨が夜の街を叩くリズムに、
答えらしきものは、どこにも混じっていない。
使い古したトレンチコートに、
昨日の嘘と、乾かない返り血を染み込ませ
私また、行き止まりの路地を曲がる。
祈るには、もう手が汚れすぎた。
信じるには、この世界は透き通りすぎている。
バーの止まった時計。琥珀色のグラスの底。
そこに神がいるのなら、
せめて一言、言い訳くらいあってもいいはずだ。
だが、空を掴むのは、
安煙草の煙と、誰にも届かない溜息だけ。
沈黙。
それは絶望ではなく、
俺たちがこの足で歩き続けろという、
冷酷で、最も純粋な命令(オーダー)だ。


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