セカンド

今・・・

小説/詩

春の冷たい雨の中
鳥のさえずりが聞こえてくる

あなたが好き
そんなふうに

風がガラス窓に当たる
何かを伝えているよう

あなたに会いたい
そんなふうに

そっと窓に触れる
指先に当たるガラスが冷たい

いつの間にか木々の枝は
新緑にくるまれている

雨に光るその初々しさ
それは初恋の色だ

私は大きく息を吸い込む
春を吸い込む

あなたと一緒に
あなたと一緒に

呼吸をしている



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