沈黙の羅針盤
背負った影の重さだけが、
この足跡を深く刻んでいる。
語るべき言葉はとうに、
追い越してきた風の中に置き去りにした。
この足跡を深く刻んでいる。
語るべき言葉はとうに、
追い越してきた風の中に置き去りにした。
愛された記憶は、
古びた硬貨のように角が取れ、
今では指先で弄ぶだけの、
滑らかな無意味へと変わった。
古びた硬貨のように角が取れ、
今では指先で弄ぶだけの、
滑らかな無意味へと変わった。
世界はただ、広大で冷淡な空洞だ。
俺はその中心を貫く、
一本の頼りない直線でありたい。
俺はその中心を貫く、
一本の頼りない直線でありたい。
孤独とは、欠如ではない。
余計なものを削ぎ落とした末に、
最後に残った、自分という名の結晶だ。
余計なものを削ぎ落とした末に、
最後に残った、自分という名の結晶だ。
夜が思考を侵食する前に、
俺は次の街へ、あるいは終わりへと歩を進める。
夜明けを待つ理由などない。
光の下では、この静寂が、
あまりに眩しすぎるからだ。
俺は次の街へ、あるいは終わりへと歩を進める。
夜明けを待つ理由などない。
光の下では、この静寂が、
あまりに眩しすぎるからだ。