眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

沈黙の羅針盤

日記

背負った影の重さだけが、
この足跡を深く刻んでいる。
語るべき言葉はとうに、
追い越してきた風の中に置き去りにした。
愛された記憶は、
古びた硬貨のように角が取れ、
今では指先で弄ぶだけの、
滑らかな無意味へと変わった。
世界はただ、広大で冷淡な空洞だ。
俺はその中心を貫く、
一本の頼りない直線でありたい。
孤独とは、欠如ではない。
余計なものを削ぎ落とした末に、
最後に残った、自分という名の結晶だ。
夜が思考を侵食する前に、
俺は次の街へ、あるいは終わりへと歩を進める。
夜明けを待つ理由などない。
光の下では、この静寂が、
あまりに眩しすぎるからだ。


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