晩餐のあとがき

日記

お見苦しいところをお見せしました。
この傷は、かつて私が正義と信じ、
見失ってしまったものの「名残」でございます。
カフスボタンを留めるように、
私は毎日、自らの過ちを丁寧に整えます。
鏡に映る男は、一見すれば紳士に見えるでしょう。
しかし、その胸のポケットに忍ばせているのは、
決して投函されることのない、亡き人への詫び状なのです。
どうぞ、お気になさらず。
この一杯を飲み干したら、私はまた夜の闇へ戻ります。
光の当たる場所を歩く資格は、あの日、
あの雨の降る埠頭に置いてまいりました。
「償い」という言葉は、私にはあまりに重すぎる。
ですから、せめてこの孤独を、
誰にも悟られぬよう、優雅に着こなしてみせましょう。
それが、私の愛した世界への、
せめてもの手向けでございます_


#日記広場:日記

  • Amaneko

    Amaneko

    2026/03/24 20:28:22

    > 眠さん
    こんばんは 眠さん☆

    影法師とのお話、なんだか少しだけわかる気がします
    とても静かで、でも逃げられない時間ですよね

    お豆腐と絶望、っていう並びに
    くすっとしてしまいましたけど
    その奥にあるものも、ちゃんと伝わってきました

    泥の底から、なんて言わないでくださいね
    眠さんの言葉は、ちゃんと届く場所にあります

    今夜はどうか
    すこしでもやわらかいものを選べますように ( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)

  • 眠

    2026/03/24 19:58:17

    > Amanekoさん
    拝啓 
    ありがとうございます
    近頃の私は、朝から晩まで、
    自分の影法師と、とりとめもない議論をして過ごしております。
    「生きるべきか、死ぬべきか」などという大袈裟なものではなく、
    「今日の夕飯は、お豆腐にするか、それとも絶望にするか」
    といった、ごく卑近な、それでいて切実な問題についてです
    私はただ、あなたの健康と、
    その静かな日常を、
    遠く、泥の底から祈っています_
    敬具。

  • Amaneko

    Amaneko

    2026/03/24 18:30:27

    こんばんは☆

    なんだか、とても綺麗で
    少しだけさみしい文章だなって思いました

    うまく言えないけど
    その優雅さが、こころにふわっと残って

    眠さん 今夜があたたかい夜になりますように ( ᴗ̤ .̮ ᴗ̤人)