まどろみ

日記

馬鹿だなぁ、って君は笑う
夕焼けに溶けるその声で
わざと遠回りした帰り道
理由なんて、言えるわけないのに

馬鹿だなぁ、って自分でも思う
気づかないふりをしているだけ
並んで歩くこの距離が
少しでも長く続けばいいなんて

コンビニの灯り、風の匂い
どうでもいい話で繋ぐ時間
本当はひとつだけ
聞きたいことがあるのに

馬鹿だなぁ、ってまた笑って
君は先に歩いていく
その背中に追いつけず
胸の中だけが急いでる

言えなかった言葉たちは
夜になっても帰らない
だからまた明日もきっと
同じことを繰り返すんだろう

馬鹿だなぁ、ほんとに
でもそれでもいいと思ってる


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