眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

聖なる虚構

日記

世界がすべて偽物だとしても、
この渇きだけは、本物だと信じたかった。
積み上げた嘘の城が、朝日を浴びて音を立てて崩れる。
俺は砂の山に膝をつき、
自分が空っぽだったことを、ようやく受け入れた。
「救い」とは、真実に辿り着くことじゃない。
つき続けた嘘の重みに耐えかねて、
ただ、正しく絶望することだ。
空虚になった胸の空洞に、
今、初めて透明な風が吹き抜ける。
何も持たない俺。
何者でもない俺。
その白紙の静寂だけが、
人生という名の嘘がくれた、唯一の贈り物だった。
さあ、行こう。
新しい嘘を纏う必要はない。
裸の魂のまま、この荒野を歩き出す_


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