眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝煙とガーデニア

日記

深夜二時のダイナー
回るレコードの溝には
昨日流したはずの涙が
こびりついている
彼女が口を開けば
安物のジンはヴィンテージに変わり
立ち上る煙草の煙は
天使の梯子を形作る
「奇妙な果実」が揺れるたび
街の輪郭は歪み
正義と悪の境界線は
降り出した雨に溶けていった
耳に飾った白いガーデニア
それは戦場に咲いた
最後の一輪の誇り
誰も彼女を救えなかった
ただ、彼女の歌声だけが
俺たちの汚れきった魂を
一瞬だけ、真っ白に洗い流したんだ_


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