眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

錆びた午前三時

人生

バーボンの残りが、喉を焼く。
氷が溶ける音は、昨日の言い訳に似ていた。
鏡の中の男は、
「次はうまくやる」と寝言を吐く。
嘘だ。
俺はただ、夜の帳が降りるのを待っている。
銃も、愛も、
乾いた口笛ひとつで片付くさ。
ここはまだ、誰も知らない終着駅。


嘘つきの煙草と、裏切りの雨。
誰も信じちゃいないさ。
隣に座った女が、
「愛してる」と囁いた。
それもまた、心地よい戯言(たわごと)だ。
心なんて、トレンチコートのポケットに
最初から入れてねえ。
俺の正義は、
冷めきったコーヒーの苦味だけ。


眠れやしない。
天井のシミが、街の地図に見えてくる。
夢を見れば、悪夢に追われる。
戯言を並べて、自分を騙せ。
世界は常に、
俺を置いてきぼりに回っている。
それでもいい。
明日も、重いドアを開けて、
錆びた日常を生きるだけだ_

            ――そんな、夜の戯言さ


#日記広場:人生