眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

死後世界 と量子論

日記

肉体が「観測」を終えるとき
私は粒子から波へと解き放たれる
ここには、「在る」と「在らぬ」の境界がない
シュレーディンガーの猫のように
死んでおり、同時に生きている
愛した人の記憶が、波の干渉縞となって
宇宙の隅々へ広がっていく
思い出は霧のように漂い
私の存在確率は、全宇宙に0.000...1%ずつ偏在する
かつて私を構成していた電子たちが
星の塵(ほしのちり)と抱き合い
もつれ合い、遠く離れた銀河で
瞬きを繰り返す
ああ、私はどこにもいない
けれど、どこにでもいる
「死」とは、場所の移動ではない
視座の転換
観測者から、観測される世界そのものへ
不確定な、確実な、この美しい霧の中へ


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