眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

神々と遭遇

人生

数千億の波束が崩壊する刹那
神々は、まだ誰にも見られていない。
確率の雲のなかに横たわり
「有る」と「無い」のあわいで微睡んでいる。
空(くう)を裂いて差し込む視線が
その絶対的な沈黙を暴くとき
世界は一つに凍りつき
無限の可能性は、ただひとつの現実に収束する。
シュレディンガーの指先が触れるのは
生と死を同時に纏った神の衣か。
それとも、重ね合わされた未来の残像か。
我々が「彼ら」を見たのではない。
我々の眼差しが、神という現象をそこに縫い付けたのだ。
二重スリットの向こう側
干渉し合う光の筋を辿れば
そこにはまだ、誰の定義も受けていない
野生の神々が踊っている。
観測という名の祈りを捧げよ。
そのとき初めて、宇宙はあなたという鏡に
ひとつの答えを映し出す_


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