眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

無垢なる観測者、あるいは夜の果て

日記

いかがでしょうか。
この街の灯りがすべて消え去るまで、
あと、ほんの数分というところです。
雨はアスファルトの毛穴を埋め尽くし、
私たちが立っているこの場所さえ、不確かな鏡へと変えてしまいました。
拳銃の引き金と、神の指先。
その距離に、どれほどの差があるとお考えですか?
どちらも等しく、一つの世界を終わらせ、
また別の、沈黙に満ちた世界を始めるための装置に過ぎません。
私は、あなたの罪を数えに来たのではありません。
ただ、その重さが夜の重力と等しくなる瞬間を、
確認しに来ただけなのです。
人はみな、自らが選んだ「答え」という名の檻に閉じ込められ、
出口のない迷路を、誇り高く歩き続ける。
それを「自由」と呼ぶのは、いささか滑稽だとは思いませんか。
琥珀色の液体を飲み干しても、喉の渇きは癒えません。
知性という名の、呪いに似た渇望ですから。
夜明けが来れば、この哲学もまた、
ゴミ集積場のカラスたちに、無惨に啄まれる運命(さだめ)です。
さあ、傘は置いていってください。
濡れることを恐れるには、
私たちは、あまりに多くの真実を知りすぎてしまいました。


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