眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

真実の月

人生

お前が追い求めたその熱は
陽炎(かげろう)のようにただ揺れているだけだ
握りしめた拳の中には
最初から、一粒の塵も入ってはいない
欲望とは、底の抜けた器に
海水を注ぎ続けるようなもの
飲めば飲むほど喉は渇き
心は焦土へと変わっていく
辿り着いたその場所は、頂上ではない
ただの「執着」という名の行き止まりだ
お前を縛るその鎖は
他ならぬ、お前自身の指が編み上げたもの
もう、コートを脱ぎ捨てろ
雨に打たれるまま、ただ立っていろ
「何もいらない」と心に決めたとき
お前は初めて、この世界のすべてを手にする
グラスを置け
その空っぽの底にこそ
真実の月が映っている


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