眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

悲詩2

人生

背中で語るには、この街は少し騒がしくなりすぎた。
磨り減った靴底と、使い古したライターの火。
誰のためでもない、己の矜持(プライド)だけを杖にして
闇の深淵を独りで行く。
情けは無用、だが義理は欠かさない。
傷跡は勲章ではなく、ただの過去の証明。
女の涙には背を向け、
止まない雨の中、バーボンの苦みを噛みしめる。
正義などという青臭い言葉は、
とっくに裏路地のゴミ溜めに捨ててきた。
残ったのは、折れない芯と
明日をもしれぬ、乾いた命の音だけ。
「あばよ」さえ言わず、影に消える。
それが、男が男として生きた、最後の景色。


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