眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

眩暈の残滓

日記

白銀の光が、網膜を刺す。
この街の朝は、
罪を暴き立てるような、無慈悲な輝きに満ちている。
風に煽られたカーテンが
窓辺で踊る、一瞬のワルツ。
その白さに目を細め、
俺は昨夜の残滓を、銀のライターで弾き飛ばした。
美しすぎるものは、いつだって凶器だ。
磨き抜かれたナイフの刃渡りや、
裏切りを決めた女の、透き通るような瞳のように。
吹き抜ける風が、
埃ひとつないグラスを鳴らす。
透明な孤独が、
プリズムとなって壁に散らばった。
影はどこまでも濃く、
光はどこまでも残酷に。
俺はこの眩しさの中で、
あえて目を閉じない。
焼き付くほどの光こそが、
この泥濘(ぬかるみ)に生きる、唯一の聖域だからだ_


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