眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝子越しの夜

日記

氷の溶ける音が、この部屋で唯一の会話だ
磨りガラスの向こう側
街はネオンの返り血を浴びて
黙り込んだまま 息を潜めている
背中を預けた壁は、どこまでも冷たく
昨日の嘘も、明日の絶望も
吸い殻と一緒に 灰皿へ押し潰した
孤独とは、誰にも邪魔されない特権だ
傷口を舐める必要はない
ただ 乾くのを待てばいい
愛した女の顔は、煙の中に溶けて
正義の定義は、弾丸の数だけ変わる
俺に必要なのは
温かい同情ではなく、少しばかりの強い酒だ
夜が明けるまで あと二時間
鏡の中の男に 乾杯を贈る
誰も知らない、俺だけの戦場に
静寂という名の 勲章を飾って_


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