眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

灰色の夜明け

ココロとカラダ

「明けない夜はない」
……ああ、その通りだ。
だが、明けたところで、昨日まで流れていた血が乾くだけだ。
新しい太陽は、新しい絶望の影を、より長く、より深く地面に刻みつける。
笑止千万。
飲み干したグラスの底には、溶け残った氷の欠片。
「一日の終わりは、新しい始まり」だと?
寝ぼけた寝言は、シーツの中で言っておけ。
俺たちにとっての明日は、昨日積み上げた罪の続きでしかない。
「早起きは三文の徳」
その三文で、いったい何枚の弾丸が買える?
早死にする奴ほど、朝の空気を吸いたがる。
俺は、この肺を汚し尽くした煙草の煙と、
夜の闇が連れ去り損ねた後悔を、もう一度飲み込むだけだ。
コートの襟を立て、路地裏へ足を踏み出す。
「終わり良ければすべて良し」
そんな格言を墓場まで持っていけた奴が、この街に一人でもいたか?
最後はみんな、言い訳を喉に詰まらせて、泥の中に沈んでいった。
俺の夜が終わる。
格言という名の偽造紙幣で溢れた、喧騒の夜が。
あとに残るのは、静寂と、冷え切ったアスファルトの感触。
そして、誰にも届かない、俺だけの小さな溜息。
「……さて、仕事の時間だ」


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