眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

嘘つきの聖書

人生

午前三時。
安酒の瓶が、机の隅でうめき声を上げている。
「愛は地球を救う」だと?
笑止千万。
ここにあるのは、ひび割れたグラスと、
誰にも届かなかった、孤独な手紙の燃え殻だけだ。
名言?格言?
そんな綺麗事は、汚れたトレンチコートのポケットにでも詰め込んで、
どぶ川に投げ捨ててしまえ。
腹は減るし、弾丸(たま)は尽きる。
昨日信じた正義は、今日には裏切りの匂いをさせている。
「誠実」なんて言葉は、
裏稼業の娼婦が一番よく知っている嘘だ。
俺が信じるのは、目の前の煙草の煙と、

 typewriter、とこの冷たい指の感覚だけ。

笑止千万。
明日死ぬやつが、明日を語るな。
この煙が消えるまで、俺は俺の場所で、
あてにならない言葉を噛み砕き、
孤独という名の、硬いパンを食う。
バーボンの最後の一滴。
さあ、行くか。
世界は今日も、俺のことなんて見ていない。


#日記広場:人生