眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝子越しの断頭台

日記

春の陽光が、私の机を無遠慮に照らしています。
埃のひとつひとつにまで居場所を与えるその光は、
まるで慈悲深い告発者のようです。
私は氷の溶けきったグラスを置き、
指先に残る微かな紫煙の香りを確かめます。
「お日柄も良く、何よりですね」
独り言に、返事をする者はもういません。
窓の外では、名前も知らない花が咲き誇っています。
生命の輝きというのは、時に暴力的なまでに眩しい。
ですが、私のような影の住人にも、
この暖かな罰は平等に降り注ぐのですね。
コートを羽織り、私は席を立ちます。
「失礼いたします、春」
眩い光の渦の中へ、私はまた、
静かに身を投じることにいたしましょう。


#日記広場:日記