燃え尽きる覚悟
虚無に呑まれてたまるか。
真っ白な空白を、俺の血で汚してやる。
「何もない」と言う奴の顔面に、
「ここにある」という一撃を叩き込む。
運命が、俺をただの器だと決めつけるなら、
その器ごと、運命を粉々に砕いてやる。
神が引いた境界線など、
泥靴で踏み荒らして通り過ぎるだけだ。
理不尽を飲み込み、
絶望を噛み砕き、
吐き出すのは「拒絶」の一言。
俺を定義しようとするな。
俺を縛ろうとするな。
この一瞬、燃え上がる怒りだけが、
俺が俺であるための、唯一の証明だ。
灰になるまで、噛みつき続けてやる。
燃え尽きる覚悟
先など見ていない。
この一瞬に、全神経を注ぎ込む。
灰になるのが怖いか?
笑わせるな。
燻(くすぶ)ったまま長生きするより、
一瞬の閃光となって、闇を切り裂く。
「後悔」などという言葉は、
燃え殻の中にさえ残さない。
注ぎ込んだ熱量だけが、俺の生きた証だ。
骨まで焼き尽くせ。
思考を止め、ただ赤く、熱く、
この命を使い切る。
消える時は、何も持たずに消える。
だが、その瞬間の熱こそが、
世界に刻む、唯一の傷跡になる。
火を絶やすな。
すべてを灰に変えるまで_