眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

掃き溜めの倫理

ココロとカラダ

一歩踏み込めば、湿ったゴミと絶望が混じり合った、特有の死臭が鼻を突く。
そこには、博士の言う「自己責任」という言葉で
皮を剥がれ、骨までしゃぶり尽くされた弱者たちが転がっている。
視線の先、高級なスーツを泥で汚した「教育者」がいた。
昼間は教壇で道徳を説き、夜はこの暗がりに
歪んだ性欲をぶちまけに来る。
その足元には、彼に使い捨てられた、
名前も持たぬ「命」が雨に打たれている。
「……先生。あなたの仰る『愛』とは、
この無抵抗な叫びを、金で黙らせることですか?」
声をかけると、男は怯えたように肩を震わせた。
その瞳の奥には、汚職まみれの事務所で
数字と権力を弄ぶ連中と同じ、底なしの空虚が棲みついている。
綺麗ごとのインクで書かれた教科書じゃ、
この路地の泥を拭うことはできない。
この国を蝕む癌細胞は、
清潔なオフィスと、この汚濁(おだく)した路地裏を
目に見えない太い血管で繋いでいる。
俺は黙って、コートのポケットから
重みのある「現実」を取り出した。
「博士に伝えておけばよかったな。
地獄ってのは、死んだ後に行く場所じゃない。
今、あなたの目の前で完成している、この光景のことだと_


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