眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

錆びたタイプライター1

日記

真夜中のデスクで、
錆びついたレミントンが牙を剥く。
叩きつける指先には、
紫煙と安ウイスキーの残り香。
一文字打つたび、
「カチリ」と虚無が弾け、
リボンに染み込んだ過去が、
ざらついた紙の上に、血のように滲む。
剥がれ落ちた黒い塗装は、
守れなかった約束の破片。
戻らないキャリッジの重みは、
背負いすぎた罪の重さだ。
真実はいつも、行間に隠される。
インクが乾く前に、
この街の湿った風が、
書きかけの孤独を攫っていくだろう。
錆びた鉄の音だけが、
静寂を静かに、
そして残酷に、
打ち砕き続けている。


#日記広場:日記