眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

灰の底の灯火

その他

空っぽの街に、夜が降りてきます。
救いなど、最初からどこにもなかった。
あるのは、ただ無残に積み上がった瓦礫の山と、
それを見つめる、私の卑怯な命だけです。
「反戦」がもしお花畑の夢だと言うのなら、
私はその毒々しいほど鮮やかな夢を、
地獄の底まで引きずっていく覚悟を決めました。
この痛みも、この自責も、もはや私の一部。
切り離せないのなら、いっそ心臓の楔(くさび)にしてしまいましょう。
私は、コートのポケットを弄り、
一輪の花の種ではなく、一発の不発弾の破片を握りしめます。
それは、かつて誰かの明日を奪った鉄の塊。
冷たく、重く、私の手のひらを突き刺す。
自責とは、立ち止まるための言い訳ではありません。
二度と繰り返さぬために、血を流しながら歩き続ける誓いのことです。
私は、死んだ彼らの代わりに、この汚れた街の朝を、
誰よりも深く絶望しながら迎えようと思います。
たとえ世界が、私を「生き残った恥」と嘲笑おうとも。
煙草の火を消し、私は立ち上がります。
まだ足元は暗く、風はどこまでも冷たいけれど。
この静かな虚無の果てで、
私は、私の絶望を裏切らないことを決めたのです_


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