眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

緊迫の夜3

日記

正義の重さを知っているか。
それは、タンカーが運ぶ数百万バレルの黒い沈黙よりも、
ずっと計るのが難しい。
同盟の握手は固いが、
その手のひらの下で、俺たちは別の男と取引をする。
背広を着た男たちは、会議室で「結束」を誓い、
作業着の男たちは、埠頭で「延命」を荷揚げする。
東からの風が、ウクライナの慟哭を運んでくる。
それを無視して、俺たちは冷房の効いた部屋で議論を続ける。
「これも平和のためだ」
その言葉が、使い古された銀貨のように虚しく響く。
国際社会という名の残酷な法廷で、
日本は「被告」でありながら「生存者」でもある。
どちらの顔が本当か。
そんな問いに答える時間は、もう残されていない。
(夜明け前、水平線の向こうでまた、一隻の影が動く)


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