罪深さ
正義を貫けば凍え死に、生きようとすれば誰かを傷つける。この「生きていくこと自体の罪深さ」
埠頭の隅で静かに座っている。
黒い油に汚れ、死んだ魚が浮く、この現代の池のほとりで。
黒い油に汚れ、死んだ魚が浮く、この現代の池のほとりで。
「これが、お前たちの選んだ命か」
タンカーが吐き出す重い煤煙の向こうに、
泥の中から咲こうとする蓮の花が見える。
だが、その花びらには、既に黒い飛沫がこびりついている。
泥の中から咲こうとする蓮の花が見える。
だが、その花びらには、既に黒い飛沫がこびりついている。
右手に「連帯」という名の数珠を持ち、
左手で「収奪」という名の金を払う。
その引き裂かれた魂の震えを
左手で「収奪」という名の金を払う。
その引き裂かれた魂の震えを
「業は、海よりも深く、原油よりも重い」
救いなどない。だが、見捨てることもない。
この泥沼のような現実を、裸足で歩き続ける俺たちの、
泥にまみれた足跡を、月明かりだけが照らしている
この泥沼のような現実を、裸足で歩き続ける俺たちの、
泥にまみれた足跡を、月明かりだけが照らしている
救世主が現れるのを待つ時間は、もう過ぎた。
この薄汚れた街で、鏡に映る自分と向き合うだけだ。
この薄汚れた街で、鏡に映る自分と向き合うだけだ。
罪悪感という名の重いコートを脱ぐ必要はない。
それを着たまま、静かに椅子に座り、
肺の奥深くまで、淀んだ空気を吸い込み、吐き出す。
それを着たまま、静かに椅子に座り、
肺の奥深くまで、淀んだ空気を吸い込み、吐き出す。
「これが俺の選んだ、不完全な平和だ」
遠くで鳴るサイレンも、テレビが垂れ流す欺瞞も、
ただの背景音として聞き流せ。
大事なのは、今、この指先に残る
確かな生の震えだけだ
ただの背景音として聞き流せ。
大事なのは、今、この指先に残る
確かな生の震えだけだ
「泥の中にいろ。だが、泥に染まるな」
答えはどこにもない。__________
だが、問い続けることをやめなければ、
絶望という名の闇の中に、自分だけの小さな灯火が見えてくる_
だが、問い続けることをやめなければ、
絶望という名の闇の中に、自分だけの小さな灯火が見えてくる_