眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

詐欺師の対価

ココロとカラダ

降り始めた雨が、街の汚れを薄く引き延ばしている。
水晶占い男が並べる「運命」という名のガラクタを眺めていた。竜の背中が見えます、金運あり__気をつけないと?説法紛いの話だ、 笑止千万
「いい台詞だ。三流のミステリーなら、客は泣いて喜んだろう」
私は低く、落ち着いた声でその饒舌を断ち切った
「だが、あいにく私は自分の『不運』とは、腐れ縁の古い友人と同じくらい付き合いが長くてね。
あんたが星の配置を語る前から、私の夜はとっくに袋小路に追い込まれている」
男が不快そうに口を噤む。私は椅子の背にもたれ、静かに視線を合わせた。
深淵を覗くような、静かな視線だ。
「ここへ来たのは、救いが欲しかったからじゃない。
あんたの猿芝居が、この泥濘のような一日に、どれほどの彩りを添えてくれるか試したかった。
……正直に言えば、少々期待外れではあったがね」
私はテーブルに、折り目のついた数枚の紙幣を置く。
「代金だ。残りは、その薄汚れた水晶を磨く布でも買うといい。それから老人や女性から詐欺まがい料金は取りすぎだ
夜はまだ長い。お互い、次はもう少しマシな役を演じられるといいな」_


#日記広場:ココロとカラダ

  • 眠

    2026/05/03 12:06:16

    > みきさん
    「狂い咲き」季節外れの蕾ですね。誰に望まれたわけでもなく、五月の光を浴びて、あなたはそこに立っている。冬の寒さを待てなかったのか。それとも、この街の冷たさを秋の深まりと見紛(みまが)うたのですか。場違いな情熱は、時として身を滅ぼす。無理に咲けば、冬を越す力は残らない。それを知りながら、あなたは紅(あか)を差そうとする。不器用な生き方だ。だが、嫌いではありませんよ。今はただ、その早すぎた輝きを私の静寂(しじま)に分けてはくれませんか。明日の朝には、その夢を摘み取らねばならないとしても。

    季節外れの開花を、一時の休息として楽しむのもまた一興かもしれません。この蕾をそのまま咲かせてみるか、それとも次の冬のために今すぐ摘み取るか、どちらの結末を選びますか?_

  • みき

    みき

    2026/05/03 06:34:38

    おはようございます♥

    占い。
    私は占いって、あんまり信じてないんですよね。
    「占い館」みたいなところに行ったこともありません。
    まあ、気分転換程度に婦人誌の星占いとかは見ますけれど。
    会社にお勤めしていた頃の先輩は、「占いって、結局は統計学の世界だろ。」っていってました。
    あ~、そういう見方もあるのね、って思いました。
    最大公約数的な言い方をしておけば、誰にも当たっているように見えるのかも。
    水晶玉見ながら、「あなたはお仕事で悩みを抱えていますね。」っていえば、ほとんどの人が当たってるって言いそう。(^^;)

    5月になりました。
    今日はお休みです。今年のGW、飛び石で、今日と5日、お休みになりました!
    昨年まで、ほとんどお休みがなかったことを思えば、とってもHAPPYです。(*^^*)

    鉢植えのシャコバサボテンが蕾をつけてきました。
    シャコバサボテンのお花って、冬に咲く(11月~1月)ものと思っていましたけれど、私の鉢植えは5月頃に咲くことが多いです。
    もしかしてカニサボテンだった?、とも思ったのですけれど、カニサボテンにしても花期は1月~3月だし、葉がトゲトゲなのでシャコバサボテンだと思います。
    (カニサボテンは葉が丸いです。)
    もしかしたら、デンマークカスタス(シャコバサボテンの一種)かもしれません。
    でも、もしそうだとしても、花期はせいぜい春先までなんですよね。
    やっぱりオーナーに似て、気まぐれ屋さんなのかもしれないです。(^^;)

    それでは、今週も、そして5月も、よろしくお願いいたします。m(_ _)m