眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

微かな個人の矜持2

日記

線香の煙が、湿った空気の中で輪を描いて消えていく。
古びた寺の、カビ臭い静寂。
念仏を唱えたところで、腹は膨れないし、
過去の汚れが落ちるわけでもない。
「悟る」なんて御大層な言葉、
泥水をすすって生きてる
ただの空しい吐息だ。
数珠を繰ったところで、
殺し合いも犯罪も止まらない。
解脱して、どこへ行く?
極楽なんて極上の嘘より、
今夜の寝床と、錆びついた真実の方が、
俺にはよっぽど価値がある_
輪廻の中で回り続けるなら、
いっそ奈落までノンストップでいい。
合掌する暇があるなら、拳を固めろ。
救いは、祈りの中じゃなく、
血の通ったこの痛みの中にしかない。
雨はまだ、降り続いている_


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