眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

★偽りのハーブティー

日記

画面(スクリーン)の向こう側で、
お前は今日も、丁寧な暮らしという名の戦場に立つ。
無添加のジャム、リネンのカーテン、木漏れ日のテラス。
並べ立てられた幸福の記号が、ひどく鼻につく。
「私、何も気にしていません」という顔をしながら、
その実、他人の視線を1ミリ単位で値踏みしている。
匂い立つような生活臭の裏にあるのは、
満たされぬ承認欲求という、乾いたセメントの味だ。
手作りの焼き菓子に、歪んだ優越感を添えて、
お前は他人の不幸せを、密かに指をくわえて待っている。
お前が誇るその「完璧な家庭」の城壁は、
ただのハッシュタグという名の、脆い砂上の楼閣だ。
誰かに羨まれることでしか、自分の価値を測れない。
それは愛する家族のためではなく、
ただお前という怪物を、肥え太らせるための生贄だ。
香りのいいハーブティーをいくら啜(すす)ろうとも、
お前の口から漏れるのは、他者への冷たい嫉妬の毒。
これ以上、その安っぽい幸福論で俺の夜を汚さないでくれ。
お前の「丁寧な暮らし」の裏で、
お前自身の魂が、とっくにゴミ箱の中で腐っている。
ログアウト。それが俺の、お前の生活への唯一の慈悲だ。
お前の作った完璧な世界の中で、ただ一人、孤独に溺れるがいい。_


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